草木染めについて

バリ島とジャワ島に生息する植物から染め原料を摘出しています。
収穫される時期によっても出す色合いが変わることもあり全く同じ色を出すことは難しいとされています。
原料の濃度は数値などで表したものではなく全て職人さんの感覚のみで色を作ってゆきます。
そして原液はナマモノなため長く作り置きすることも出来ません。
その時々の変化を楽しめるのが草木染めのユニークさでもあります。

<原料について>

  • IndigoIndigo
  •  
  • MangoMango
  •  
  • MahoganyMahogany
  •  
  • KetapangKetapang
  •  
  • SecangSecang

 

5つの植物から出る色を絵の具のように混ぜてさまざまな色を作り出しています。
バリ島の工場で使う植物の紹介。
Indigo/藍・青色
Mango/マンゴーの葉・黄色
Mahogany/マホガニーの葉・茶色
Ketapang/ケタパンの葉・黒色
Secang/セチャン樹・赤色と桃色

 

<草木染め製品への思い>

 

葉を摘み、乾燥させ、細かく刻まれ、煮出して色を摘出する。
好みの色になるまで何度か染める工程を手作業で行う。
こうして丁重に作られた洋服は人の心を惹きつける力があるはず。
南国の太陽とダイナミックな雨が降る亜熱帯雨林。
そのエネルギッシュな大地で育つ植物で染められています。
草木染めを纏うことで自然と繋がり洋服を大切に思う気持ちが芽生えることでしょう。
日が経つにつれどんどんと馴染んで変化してゆく草木染めの風合いをお楽しみ下さい。

 

<草木染め製品への思い>